掘削深3.0m付近までの土留工

 下水道管渠の開削工事では、1.5m以上の掘削深に対し土留工を設置することになっている。以前は、木矢板工法が使用されていたが、施工性や安全性から、軽量鋼矢板の建込み工法や建込み簡易土留工法などに移り変わってきた。
 そこで、(a)軽量鋼矢板工の建込み工法と(b)建込み簡易土留工法のどちらを採用するかが問題になり、その比較には①安全性、②施工性、③経済性について総合的な判断が必要である。両工法とも基本的には自立する地山に適用されるため、自立高さの検討や、地下水がある場合は必要に応じて、ボイリングやヒービングの検討も必要である。

①安全性について
 (a)軽量鋼矢板工法
 施工方法は、軽量鋼矢板を20cm程度の根入れを確保しながら、掘削し軽量支保工を設置して土留をおこなっていくため、地山を開放することなく施工可能である。しかし、支保工を設置のため、一時的に人が掘削部に入っての設置作業が必要であるため安全性は建込み簡易土留工法より劣る。
 (b)建込み簡易土留工法
 施工方法は、スライドレールおよび土留パネルをセットし、掘削と同時にパネルを押し込んでいくだけで、人が掘削断面内に入らずに土留が完成するため安全である。しかし、根入れは、パネルと地山の抵抗が大きいため困難である。

②施工性について
 (a)軽量鋼矢板工法


 歩掛上は、バックホウで建込み、トラッククレーンで引抜くため、機械作

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下水道
2005/09/18




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