300人劇場

 いまじゃゆとり教育や学力の低下がやたらと問題視されてるが、私らが子供の頃は「受験地獄」だなんだと知識偏重・暗記偏重の受験勉強がやたらと槍玉に上がっていたもんである。まあ人間の社会の方針なんて所詮その程度で移ろい行くもんではあるが。そんな時代にはいわゆる「教育ママ」や「スパルタ教育」なんて単語で詰め込み教育がやたらと批判されていた。いまじゃ「スパルタ教育」と言ったって意味が解るヤングはそうはいまい。スパルタ教育の語源はギリシャの都市国家スパルタのキビシー青少年育成方針から来ているそうで、まず新生児の段階で虚弱児を遺棄するは当たり前!逆赤ちゃんポスト!生きること許された男子も7歳になると家庭から離されて集団生活(ヤマギシ会か?)の中で軍事訓練を叩き込まれなければ成人と認められなかったのだという。そんなスパルタを歴史に残る存在にしたのがテルモビュライの戦い。紀元前480年にギリシャに遠征してきた200万ペルシャ兵をわずか300人のスパルタ兵がで3日間足止めしたという戦闘でスパルタ兵の勇猛さは伝説となった。ペルシャ兵の数が200万と言うのはギリシャ側からの尾ヒレのついた見解で実際には多くとも10万人以下であったそうだが、何にせよ圧倒的不利の中でアジアの野蛮から、高潔なギリシャの精神を勇敢に守ったというお話はギリシャの人々にたいそうなインパクトを与えたようである。ギリシャ・ローマが舞台の歴史アクション、いわゆるサンダルもんに革新的なCGで殴りこむ意欲作「300」の題材がこのテルモビュライの戦闘。原作は「シン・シティ」でおなじみのコミック作家フランク・ミラーのグラフィック・ノベル(ってなに?「少年ケニヤ」みたいなもんか?)だそうで、なるほど内容は「シン・シティ」のようにマチズモ全開。主人公のレオニダス王は世襲で王位を継承したボンボンだが戦争では前線に立つ勇気溢れる男の中の男であり、兵士達の信望も厚い。スパルタの政治体制は議会政治で王も一議員に過ぎず、神託を得る権限を持っている神官が隠然たる影響力を持っている。この映画で神官が神託を得る儀式がなんともハチャメチャ。日本式の亀の甲羅を焼いて割れ方で…というような呑気さは微塵も無く、なんと生娘に麻薬を飲ませてヘロヘロにした上で裸に剥いて集団でオサワリしながら娘の口から切れ切れに漏れてくるうわごとを勝手に神官が翻訳するというシステムを採用しているのだ。なんと解りやすい腐敗っぷり。ペルシャから侵略に際して降伏を迫る使者が到来するが政治家や神官、同盟関係の他の都市国家は揃いも揃ってペルシャの強大な軍事力にビビってか、それとも命が惜しいのか及び腰。「ことを構えるのは無謀じゃけん」「今手打ちの道をさぐっとるからそう熱くなりなさんなや」「ちょっとくらいシマかシノギをくれてやりゃええじゃないの」と腰のひけた意見ばかりでついに王はブチ

(1/2) Next»

Aug 11, 2007




Comments(0)|コメントを書く

List all categories
Recent Comments
About

このブログを友達に教える

コミュニティ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | 掲示板


画面TOP↑


powered by cocolog