いまさらジローもいいとこですが2006年度の映画もやっとこさレビューし終わったのでベストファイブなどを・・・。
ベスト
1.「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
2.「ブロークバック・マウンテン」
3.「ミュンヘン」
4.「父親たちの星条旗」
5.「007 カジノ・ロワイヤル」
正しい昭和映画枠「力道山」
石井館長推薦枠「クライング・フィスト」
希望枠「ゆれる」
心の1位「ローズ・イン・タイドランド」
クロネンバーグ久々の現代劇兼暴力映画は相変わらず強烈な作家性あふれる逸品でした。乾いた描写が心地よし。「ヒストリー・・・」と同じく片田舎で生きる個人の人生から社会全体を透視するような小さな映画「ブロークバックマウンテン」も傑作。映画におけるドラマというの何だかんだ言ってこういう題材を描いてこそという気がしました。ラストシーンの余韻は近年の映画体験では最高でした。アン・リーは映画にメッセージをこめる時の心技体が全て備わっております。「ミュンヘン」は逆にドラマが無くても映像だけで映画になると言う見本ですな。スピルバーグの語り口は完成されております。「ブロークバック・・・」とは対極ですが面白し。「父親たちの星条旗」は反戦でも好戦でもない本格戦争映画。「ミリオンダラー・ベイビー」よりも大分いい映画と思いますが。「カジノロワイヤル」は今年一番の娯楽映画。OO7映画でこんなに興奮したのは久々です。オープニングのかっこよさも特筆モノでした。日本の腑抜けた昭和ブームにカツを入れた「力道山」も素晴らしかった。カネヤンや張本さんなんかの昭和の在日野球選手の群像劇もお願いしたいなあ。スタルヒンの伝記映画とか。「クライング・フィスト」のコテコテな人情の押し売りもヨシ。「グエムル」「送還日記」も面白かったしやっぱり韓国もんは2006年も堅調でした。「ゆれる」の人物描写の鋭さは大変新鮮でした。オリジナル脚本の完成度も素晴らしい。テリー・ギリアムの「ローズ・イン・タイドランド」クロネンバーグと同じくベテランの健在振りを見せ付ける一本。暗い映画ですが世の中暗いんだから仕方ない。キツイ現実を妄想で乗り切ろうとする少女の姿にぐっと来ました。
ガッカリ映画
1.「M:i:III」
2.「レディ・イン・ザ・ウオーター」
3.「クラッシュ」
「M:i:III」はもはやスパイ映画というよりはトムくんの自己宣伝映画。家族愛アピールにうんざり。新ボンド映画と比較すればダメさは歴然でした。「レディ・イン・ザ・ウオーター」の幼稚さにも辟易。いい大人のイノセンス自慢は頂けません。「クラッシュ」は思わせぶりなだけで無内容。ただハギスさん「父親たちの星条
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