中の人などいない! あけましておめでとうございます。なんとなく更新をほっぽり出してぼんやりしてるうちに年が改まってしまいました。昨秋は大道芸のイベントでDVDを売ったり、某来日アーティストの方のライブを撮影させてもらったり、映像付きライブをやったりと映像作家活動で芸術の秋を過ごしておりました。まあナンボ忙しぶったところで、更新するくらいの暇は正直あったのですが、何分二つのことが同時に出来ない性分でして。数少ない読者の皆様におかれましては、要らぬご心配をかけたやも知れません。今後はもし更新が滞ったら孤独死かも知れないので警察への通報よろしくお願いします。通報者にはエロDVDを形見分けいたします。
と笑えない冗談はほどほどにして、たまっている映画の感想を。新作映画の感想を三月ほど放置するとDVDのリリース時期にうまくかち合うこと発見しました。怠惰が人の役に立つこともある!と強弁してまずはスパイク・リー監督の「インサイド・マン」から。私の大好きなリー監督、かつてはブラックカルチャーの寵児としてオシャレ人種にも大人気だったもんだが、今や半ケツがデフォルトの黒人ワナビーな少年たちからも「誰やそれ」状態。猫も杓子もバッタもんのXキャップ被ってたあのころが懐かしい。なぜかマツダの大衆車のCMタレントやmcA・Tのプロモ監督なんてヨゴレ仕事までして認知度抜群だったあのころ・・・。時代と寝たものの悲しさと言ってしまえばそれまでだが、なまじ流行りもんになったがゆえに、飽きっぽい大衆に消費され「アイツは終わった」なんて斬って捨てられてしまう。そうでなくてもマジメで説教くさく、物議を醸す作風。ギャングスタラップという不良の自慢話(これも勿論素晴らしい黒人文化です)に夢中の少年少女が、そもそも食いつくようなモンではなかった。デビュー当時は「黒いジャームッシュ」なんて差別ギリギリのキャッチコピーで紹介されることも多かった彼。ジャームッシュみたいにNYインディーズとして小さい作品を連発する道もあったろうが、彼はメジャー映画界と言う荒野で、黒人としての地歩を築くイバラの道をあえて選択した。「フープドリームス」と言う映画(バスケに打ち込む二人の黒人少年に密着した傑作ドキュメンタリー)に当時のリーさんが登場するシーンがある。NIKEが有望な高校生のバスケ選手を集めて行うサマーキャンプ。ニックスファンとして会場で良くテレビに写り込んでるリーさんだがこの時は大マジ。ゲストとして高校生の前に立ち「君達が挫折すると黒人自体がダメだといわれる。責任もってやりとげろ」といたずらに萎縮を誘うような超ヘビーな説教を決め、ガキどもをドン引きさせるというその役回りのヘビーなこと。黒人のスポークスマンとして注目される彼の日常は、実際緊張の連続なのだろう。まあすっかりファッショナブルなモンではなくなったリーさんの映画
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