警視高峰あなたには捜査して欲しくないなぁ。
買っておいたDVDを観た。
「ロボット大襲来」
1954年製作のアメリカ映画。日本未公開のSF作品。
ある日、ノラが昼過ぎに目覚めると、電気もガスも止まり、ロサンゼルスの街からは人がまったくいなくなっていた。
無人の街をさまようノラは、やがて数人の男女に出会い、行動をともにするようになる。
その頃、アメリカ軍は、前夜遅くに突如襲来した謎の軍団と戦っていた。
それは、銃弾を寄せつけず、怪光線を放つ、遠隔操作ロボット兵だった。
という話。
出だしの感じは良い。
ノラが、少し謎めいた感じで目覚め、やがて自分以外の人間を求めて、無人の街を駆け回るところは、魅力的に思える。
果たして、何が起こったのか。
なぜ、街に誰もいないのか。
なぜ、クルマのバッテリーからラジオの電池まで、電源となるものが片っ端から無くなっているのか。
さあ、どういう理由をつけてくれるのだ。
期待していると肩透かしにあう。
敵が攻めてきたので市民はみんな避難しましたって、そんなんありか!
電気やガスが止まっているのは、敵にそれを利用させないために供給を止めただけだなんて。
現実的って言えば現実的だが、それは現実的過ぎてワンダーが無いぞ。
だいたい、避難するんなら、ノラたちもちゃんと連れて行ってやれよ。
まあ、ノラについて言えば、前夜、ロボットの襲来前に睡眠薬自殺を図ったが死にきれずに目が覚めた、という事情があるが、あとの連中の理由はいい加減だ。
飲み屋でケンカになって、殴られた拍子に気絶して、そのまま昼過ぎまで目覚めなかったって、なんだそれ。
街に取り残された主人公たちが事態を知るのは、偶然逃げ込んだホテルのロビーに配達されていた新聞を通してだ。
しかし、それって変じゃないか。
ロボット兵の襲来は前夜の午後11時だとセリフでは説明している。
そしてすぐに避難命令が出たことも新聞の記事に出ている。
じゃあ、その新聞は誰がどこで印刷して、誰がいつ配達したんだよ(苦笑)
まあ、しかし、そんなのはご愛嬌だ。
一番ズッこけるのは、ロボットが結局1体しか出てこないことだ。
セリフでは、ロボット軍団の総数は300と言っているが、集団で画面に登場することはない。
画面にいるのは、いつも1体だけ。
どこが「大襲来」だ。
まあ、原題は「TARGET
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