松沢知事はエコノミストの記事を読んだのでしょうか?The Economistという雑誌があります。世界の政治・経済ニュースをリードしてきた国際的にも著名な雑誌ですが、2005年8月6日号の第9頁に「Breeding Evil?」(「増殖する悪」ないし「悪を育てる」)という記事が掲載されています(表紙のゲームをしている悪魔風の子供のイメージは松沢知事の心象風景でしょうか?)。
この記事は、新しい表現方法に対し、古い世代が反発を示した例として、
ソクラテスが「文字」について、「学習者が自分の記憶を使わなくなり、忘れっぽくなってしまう」と懸念した例、
「小説」が、大学の文学部で取り上げられるには「低俗」すぎると批判された例、
19世紀にワルツや舞踏が非難された例
20世紀にロックンロールが「暴力、乱交や悪魔崇拝を助長する」と批判された例
などが挙げられていて非常に面白いので、直接読まれることをお勧めします。
その点はさておき、The Economistの記事は、以下のような結論を導いています。
「ビデオゲームが暴力性を助長するかどうかに関する研究の大部分は、短期的な影響ばかりに着目しているために満足のいくものとはいえないが、これまでの最も優れた研究によれば、一ヶ月間、頻繁に暴力的なゲームをした場合においても、被験者の暴力性のレベルに影響はなかった。さらに、暴力的なゲームがアメリカに広がりつつあった時期において、暴力的な犯罪は半分になった。仮に。暴力的なゲームが人をより暴力的にするのであれば、国民の半数以上がビデオゲームを遊んでいる現状では、それが何らかの形で犯罪統計に反映されるのが自然ではなかろうか。ひょっとして、何人かの識者が述べているように、暴力的なゲームは『安全弁』として機能することにより、人々の暴力性を弱めているのかも知れない。」
この記事について松沢知事はどう考えるのでしょうか?彼は合理的、理性的な反論を試みるのでしょうか?それとも彼は強弁(詭弁?)を弄し続けるのでしょうか?果たして、ゲーム規制後に神奈川県にお
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