法王庁の避妊法

今日はミゾレ チェックアウトのお客様をお見送りし、客室の掃除、明日からの家族の生活のため、部屋の引越をする。
本館9部屋のうち1部屋を蒲団部屋に、4部屋を家族夫々のプライベートにする。
残り4部屋は、我が家を訪れてくれる友人知人縁者のまさに客室に。(1部屋はギター部屋としたい希望あり)

ずぶ濡れで、昼過ぎにアズとタケが帰る。練習月間の2月が終わり、今シーズンの結果を出す大会月間の3月に入ります。
疲れた子供達と母はお昼寝。わたしも仕事を終え4時から寝てしまい目が覚めると9時。

夜中のBSで「法王庁の避妊法」を見る、午前3時30分終劇。
製薬会社勤務の頃、避妊治療のためのいわゆる排卵誘発剤を病院に売り込んでいたころ、読んだ篠田 達明 著の同名単行本は、産婦人科医荻野久の家族愛と研究者としての名著だったが、不妊治療に取り組む医師と面会する際の薬を売り込む倫理のバックボーンになっていました。

放映された戯曲「法王庁の避妊法」はDVDにもなるヒット作のようですが、原作より荻野先生の苦悩、夫婦愛、医の倫理を現代に通用する形で描き上げ、主演、助演とも魅力のある人間像を見せてくれました。

最後に荻野の妻が、ひとり、出版された論文を額に掲げ上げる姿にほろっと涙がこぼれました。
私達夫婦も、本来同じ目標をを持って、サポートしあうパートナーなのですから、山アリ谷アリでしょうが、ぶつかり合いながらも、もう少し思いやりの態度と言葉で、日々過していかなければならないなと。。。

2人、3人と我が家に子供が産まれていた頃、母が言っていた
「子は授かり物やからね」
の言葉を思い出しました。劇中に何度も出てくるセリフです。
私達夫婦にも、授かりながらも、この世に出てこれなかった子がいます。時に、そのことを思い出す事があります。

大学受験で苦しんでいた頃、風呂の窓ごしに母と話した会話で、
「世の中は競争やね、それはしゃーないな。あんたも、私の中で何万か何億かの競争相手に勝って、この世に出てきたんやから、がんばらなあかんのとちゃう?」
子供の頃、何か悩みがあると、しまい風呂(最後に入る風呂)に入っている母に、お風呂のすりガラスの窓の外に立ち「なんや、どうしたん」という母の言葉を待っていたものです。
その頃、父は地方で仕事をしており、1年のうち10ヶ月家にいなかったのでした。

そんなこと、こんなことを思い出したのでした。

日記・コラム・つぶやき
2006/02/27




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