蒙頂鷹嘴

記録に残る中国初の茶作り名人は呉理真という人です。呉理真と言われてもピンとこない人がほとんどだと思いますが、呉理真は西漢時代、蜀に生まれのちに甘露祖師と呼ばれるようになりました。
『四川通志』によると四川省の蒙山頂には甘露祖師が植えたと言われている8株の仙茶(天女が種を与えてくれたという伝説があります)が現在も存在しています。お茶と仏教・道教のつながりを感じさせる逸話です。
文人たちに「揚子江中水,蒙山頂上茶」と讃えられた蒙山茶は仙茶との評判から、はるか昔より貢茶として珍重されました。
甘露祖師の名がつけられたと思われる蒙頂甘露は日本の茶館でも売っているのを見たことがあります。でも、この蒙頂鷹嘴はありません。
去年のマイスペシャル緑茶と言えるかもしれません。ほんとうにお湯の中で開くと鷹の嘴のように可愛い茶葉でした。

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2005/03/17



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