カズくん、映りたかったですか?

今朝、情報ニュース番組を見ていたら、
19:00~から放送される番組
『小さな生命スペシャル
“愛してるよ カズ”君はママの宝物でした
~小児がん・涙の全記録~』
のダイジェストを放送し始めた。
7歳の小児ガンの少年の、最期の2ヶ月を
その死の瞬間までドキュメントしたものだ。

危篤になり、両親が「愛してるよ」と話しかけると
朦朧とする意識の中で「オレも」とやっとのことで応える。
けれども数時間後には、心臓マッサージの甲斐もなく
両親の腕の中で亡くなってしまった少年。

涙が止まらなかった。
彼がかわいそうでならない。許せない。
それが私が強く感じたことだった。

死は、人にとって一番デリケートで神聖なものである。
それを、テレビカメラにおさめ、全国放送することは
死者に対する冒涜であると、
私の理性ではなく感情が感じる。
それでも、それが大人の患者で、自分で選んだことならば
「私とは考えが違う」
ということだけで、特段何も感じなかったのかもしれない。

しかし彼はまだ7歳。
生き方や死に方を選択するだけの力もなく、
ただ必死に病気と闘い、
家族を愛する毎日をおくっていただけなのだ。

彼の両親が、なぜ自分たちの子の
死の瞬間の撮影を許可したのか

Mar 4, 2008




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