S-Fマガジン 2009年5月号 1/3

そろそろ真面目にブログを再開しなければと意を決し、新企画。
またえらくハードルの高いネタを持ってきてしまって、いつまで続くか心配だよ。

5月号は3月25日発売。

まずは昨年10月に物故した「バリントン・J・ベイリー追悼特集」。
大森望監修。

Barrington J. Bayley
☆「邪悪の種子 The Seed of Evil」(1973年、英) 訳:中村融 イラスト:中村亮

二十二世紀の地球に、太陽系外からの初めての訪問者があった。
齢100万歳のゾウガメに似た異星生物は地球への移住を申し込み、地球側もそれを受け入れる。
野心的な医師のジュリアンは不死の秘密を解き明かさんと、不死身と呼ばれるその生物の誘拐を企てる…。

不死の秘密を得るためなら犯罪をも厭わないジュリアンと、文化的な立場から不死身を保護する行政官のコードン、この二人の対決かと思わせながら、意外な展開を見せる後半はさすがベイリー。
不死に関するオチは、まあ、発表当時は新鮮だったんじゃないかな。

☆「神銃 The God-Gun」(19797年、英) 訳:大森望 イラスト:中村亮

多才の持ち主でありながら、その才能を己の関心のためにしか使わない男、ロドリックは、ある日、神を殺す方法を見つけたと語った。
そして研究室にある自作の装置の説明を始めて…。

「無神論者であるが故に神から自由になりたい」と言い放つロドリックのキャラクターが強烈。
神を傷つける武器の論理、それを作動させた結末、どこを切ってもベイリーらしさに溢れた短編。

☆「蟹は試してみなきゃいけない A Crab Must Try」

(1/2) 次»

雑誌 | SF
2009/04/24



コメント(0)|コメントを書く

カテゴリー一覧
最近のコメント
プロフィール

このブログを友達に教える

コミュニティ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | 掲示板


画面TOP↑


powered by cocolog