天璋院篤姫雑感


             天璋院篤姫墓所の案内板(東京上野寛永寺霊園 徳川綱吉公霊廟勅額門前)

<天璋院篤姫のこと>
2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」は面白かった。宮崎あおいさん演じるところの篤姫に魅了されて視聴率も高かったらしく、幕末の女性ものを扱ったドラマは人気がないというそれまでの定説を覆したという。首相がすぐに交代する今の低レベルの政界に、こんなしっかりした人がいたらと真面目に思った視聴者が多かったらしい。

原作は宮尾登美子さんの「天璋院篤姫」である。大河ドラマになるとお茶の間の多様な視聴者を楽しませるため、原作者の描く人物像とはかなりかけ離れるのが常であるが、宮崎篤姫は写真や絵で見る天璋院とは外見は大分違うものの、天璋院の強さを見事に演じきって日本中に天璋院篤姫という偉大な女性の存在を知らしめた。

東京上野の寛永寺に夫の徳川13代将軍家定と並んで葬られている天璋院のお墓は非公開であるが、この人気のために昨年、勅額門の前に冒頭写真の案内板が立ったことは以前のウェブログ「上野と滋賀と天海大僧正」で触れた。秋には特別公開もされたという。

  • 上野と滋賀と天海大僧正

    相方の和宮については、「皇女和宮」という書物が親父の本棚にあったので子供の頃から名前は知っていて、幕末、公武合体政策の一環として皇女和宮が東下したが、夫の徳川14代将軍家茂(いえもち)が早逝してその目論見は失敗し、戊辰戦争が始まったくらいの知識はあった。その本をパラパラ見たことはあったが、天璋院のことはあまり認識していなかった。

    天璋院のことを認識したのは、勝海舟の語録をまとめた「海舟座談」や「海舟余波」を読んでからである。ご多分にもれず司馬遼太郎の「竜馬はゆく」を愛読したとき、竜馬がミイラ取りになった勝海舟という人物に興味

  • (1/7) Next»

    Mar 16, 2009



    Comments(0)|コメントを書く

    List all categories
    Recent Comments
    About

    このブログを友達に教える

    コミュニティ | 有名人・芸能人ブログ | ケータイ占い | ケータイ小説 | 掲示板


    画面TOP↑


    powered by cocolog