言志四録

 佐藤一斎の言志四録を初めて読んでみた。佐藤一斎は江戸時代末期の儒官である。
 古臭いところもある。(自己規制が強いところはきついなぁ。)
 だから、現代に合うところ、自分に合うところを引っ張り出してくればいい。大体が自分が納得したものでなければ血肉にならないのだから。結局は自分の体験が根幹になっている、言い換えれば、自分の体験しか素材にならない、といった感じを私は最近持っている。 
 印象に残ったところをいくつか。
*心を顔だけでなく、「背中」に住まわせて、判断を誤らないようにする。
*「志」と「敬」 敬とは、自分を慎み、相手を敬うこと。
*世間一般の事柄については、人より一歩下がって譲る心が大切である。だが、志だけは師や古人に対しても遠慮することはない。
*仕事は「天を相手にしている」
*学問には「道」と「芸」がある。道は人徳形成であり、芸は食うための技術を磨くことである。

人生論・幸福論
2009/07/05




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