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そんなある日僕は小学校時代に仲の良かった1人の女の子に会った。

「やぁ」と僕は言った。

「あっ、久しぶり」と彼女は答えた。

阪急電車神戸線の社内の中だった。僕が夙川駅から車両に乗り込んだ時、彼女がドアの横に立っていたのだ。僕は彼女と軽い世間話をし始めた。彼女はある某私立大学付属の女子高校に通っていた。実は彼女のことは通学時に何度か見かけていたのであるが、実は彼女に前から言ってみたいことがあった。それを彼女に言おうか、言わまいかを迷っていたのであるが、彼女はなんとなくそれに気づいたようだった。

「今、何を考えているの?」

と彼女は僕に尋ねた。

「えっ、いやたいしたことはないんだけど」

「何?」

「僕に誰か女の子を紹介して欲しいんだ」

僕がそう言葉にした時、彼女は少し驚いて僕の顔を何かめずらしいものでも見るかのように見つめた。

「無理だったら別にいいんだけど」

僕は反射的にそう答え、彼女の方から視線を少しずらした。しばらくの間彼女は何か考えるような沈黙を持ったが、「いいよ」と答えてくれた。

僕はホッとした。

「けど、トオル君がどんなコを好きか私知らないし、それに私の学校ってそんなに頭がよ

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2009/01/11




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