新楮いよいよ、新楮が出来た。さて、原料処理を始め、黒皮を剥き、煮熟もして「チリ取り」なのですが、水道が凍っている!!!昨日の原料処理一釜目はバケツに入れておいたが、これも凍っていた。二釜目はそのまま釜の中で一晩いたので、これは凍っていなかったが、水が出ない事には作業は出来ない。「チリ取り」は水の中・・・・・だからねー。凍っていた水の中に手を入れて「チリ取り」は生身の乙女?には辛いので、お湯を沸かしておいて、井戸水ぐらいの温度にする様お湯を足します。それでも、いつの間にか冷たくなってしまいますが、その頃には慣れで水の中に手を入れ続けていても、冷たさを感じなくなっています。あまり冷たいと手より、背中が寒くなります。この感覚が麻痺してしまうと、知らぬ間に風邪をひき込んでいます。毎年この繰り返しで、いつになったら慣れるかしら・・・・と思います。漉きになっても同じ事で、背中の悪寒は要注意です。
で、今年の楮の出来はどうか、と言いますと、「チリ取り」の時が一番状態が良く判るのですが、黒皮剥いていたり煮塾したりした所では、まあまあ良いでしょう!!!
長く切って蒸したと言いましたが、これが次々の作業に少しずつ変化をおこしています。黒皮剥きでは、長い皮を剥く訳で、一本剥くのに一・二のスーッと行きますので、効率が良い様です。本数が少なくても、量は確保出来る訳ですから、手数の省略になります、ラッキー!!!!!手数の省略って事は時間の省略って事なので、手仕事に於いてはとても大切な要素です。
昔々から、作業の「省略=効率」をどうするかって事を様々考えて来た訳ですから、そこの考え方を間違えると、本来の紙の有り様が違って来てしまいます。効率は大切ですが、手抜きは違うと思っています。道具の工夫とか、作業工程での人手の配分とかは正しい効率の工夫だったと思いますが・・・・・・そうで無い事も多々ある様です。
又、書きます。水を見に行ってきます。
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