胸部X線の直接と間接の違いは?【質問】
胸部X線の直接撮影について質問があります。【回答】 まず、X線のイメージについて、エアカーテンのようなところにボールを投げて通過させると考えてみてください。向こう側に届いたボールがフィルムに焼き付けられて写真となります。
ボールの通りやすさ、通りにくさでもって、エアカーテンの性質を測っていくわけですが、通りにくいものほど、速いボールを投げなくてはいけません。また、フィルムの感度が一定なので、届くボールの量は一定でなければいけません。ですから、速い球ほど投げる球の数は少なくてすみます。
この時の、ボールの数が被爆量、ボールのスピードがX線照射の際の電圧となります。
①胸部X線の場合は、骨と筋肉などのコントラストが肺を見るじゃまになるので、高電圧 となります。(この際、誤解しやすいのが被爆が多くなるのでは? という考えですが、冒頭のように、逆で、被爆は少なくなります) 逆に骨折の際は、骨と筋肉のコントラストをはっきりつけないと、骨がきっちりチェックできないので、低電圧で放射します。
②間接撮影は 直接よりフィルムが小さいのが特徴です。 照射する電圧は同じと聞いていますので、写真が小さい分、遠くに像を集結させるため被曝量が間接では多くなるのではないかと思っています。
③方法というのが何を指すのか微妙ですが、同じ機器を使うので方法は基本的には同じです。基本的には厚みによって、電圧を調整するので、例えば、胸と足などでは似たような厚みなのでほとんど同じです。腹部を横から撮影する場合などは、厚みがかなりあるので、電圧は倍以上と聞いております。レントゲン技師の経験・技量によって調整されます。
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