ジュエリーのネットビジネス市場調査会社の富士経済によりますと、平成19年のインターネット通販市場は、1兆9240億円で、今年は前年比13.6%増の2兆1860億円と試算しています。ネット通販は、通販市場全体の約4割を占めるまで成長し、数年後には、5割以上になると予測しています。
私自身も健康食品、雑貨、本、CDなどをネットを利用して購入しています。一番頻繁に利用しているのは、音楽ダウンロードです。気になる最新の曲があれば、まずはさわりを視聴して、よければPCにダウンロードして、ちょっとした待ち時間や車や列車で移動するときなど、携帯で聞いています。
テレビ通販「ショップチャンネル」を運営しているジュピターショップチャンネルは、4月、国内外のデザイナーズブランドを集めた「ミラベラ」をオープンしました。世界的に人気の高い計46ブランドが参加し、ネット初のブランドが多いということで話題を集めています。
スタッフは、伊勢丹のファッションディレクターや女性誌の編集経験者らが担当し、ファッション誌のカメラマンが商品を撮影しているので、Webサイトは、モード誌のような内容になっています。
扱う商品の平均単価は、約4万円とネット通販としては高額。ジュピターショップチャンネルの川瀬邦人カスタマーケアマネージャーは「ファッション感度の高い女性は忙しい人が多いから、ラグジュアリーなものまでもネットで買う人は確実にいるはず」とマーケットを読んでいます。
4、5万といえば、ジュエリーでいえば、ライトジュエリーの部類。通販で買うのに、4、5千円であれば、衝動買いもあるでしょが、4、5万となれば、慎重にならざるを得ない金額です。ファッション業界で、4、5万がラグジュアリーゾーンと言っている価格帯が、ジュエリーの場合、アクセサリー感覚のライトジュエリーになってしまいます。ゴールドやプラチナの価格が高値安定している以上、上代4、5万のジュエリーを企画する側もバリエーションを考える上で苦労するはずです。
しかも、ジュエリーにおいて、ブランド品は海外モノばかりです。
ジュエリー業界において、資本が余りかからないネットショップで自社製品を販売できればおもしろいとは思いますが、そう簡単にいかないというのが現状で、産直品やブランド品などのキラーグッズもなく、ネットのみで高額品のジュエリーがバンバン売れることはまずないと考えるべきだと思います。
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