「デフレはなぜ怖いのか」…大恐慌と19世紀のデフレ(原田泰/2004年/文春新書)
先日、ガルブレイスの「大暴落1929」を面白く読んだが、あの大恐慌の原因については複合的な要因が絡み合って起こったものとして、必ずしもすっきりした説明にはなっていなかった。反面、フリードマンがマネタリストの立場から金融政策の失敗が大恐慌を招いたということを言っていたらしいことが気になっていた。
元経済企画庁のエコノミストだった原田泰氏は日本の代表的なマネタリストと言ってもよさそうな人だが、なるほどマネタリストの見方は大恐慌の原因を指摘するにシンプルで政策当局(FRB)に対して容赦ないもののようである。
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