京都ER

 日曜日は仕事で朝から出かけていて大変な思いをして夕方5時頃家に帰ってきた。ほっと一息入れたところでTVのSWを入れた。久しぶりにTVを見ていたら・・

なんと、京都ERという旗振りの医師が画面に登場していた。いやはやすばらしい。1人も救急で断らないをモットーに日夜働いていた。「いや~連続勤務時間は36時間ですかね}さらっと、さわやかに答えていた。どうやら本当に断っていないらしく、「専門医がいないので」と事務が断ったと言って諭すように「僕のやっていることが、事務の人がだめにしてしまうのか?」と話をしていた。きっとTVが入っていなかったら怒鳴り散らしていたのかもしれないなどといらぬ邪推をしてしまうほど温厚だ。

しかし、救急患者のために断らない医療を展開しようとする姿勢には感服したし、放送しているマスコミもこれまた礼賛の嵐だ。しかし、よく考えてみると、この医師の偉大さと労働による過労死について論じないマスコミはセンセーショナルな記事だけを繰り返し報道するのだ言っても良い。

この医師が不公平な感じがする。この医師に直接そのことをどう考えているのか?聞いてほしかった。そうしないから、なんだがこの医師が過労死したらこの病院は訴えられて負けてしまうのだ等と考えていたらなんだか妙に興ざめする気分になってきた。

その上、救急を断らない医療に付きものの、救急車をタクシー代わりにする常連の患者の存在を映し出したときだ。この先生は救急車からのTELで名前を聞いた瞬間によろめき、その上、看護師が先生にこのような患者まで何度も引き受けて問題解決にならないとかみついている姿も映し出されたいたことは実態の厳しさをまざまざと見せつけられると言うことになった。この点は現実と理想の狭間を映し出していてなんだか感じさせられるモノがあった。

それでも医師はいう。「何とか救急受入全国100%を目指す。そのために努力するのだ」とすばらしい。くれぐれも体に気をつけて仕事をしてもらいたいと思うし、その理想を現実化してもらいたいと思うのだが、それには・・・・

この放送には出てこなかったが医師の理想に理解のある病院経営者の存在とその育成、国の援助もそして救急を利用する患者である国民の確かな理念が倫理観が存在していないとうまくいかない・・・・

雑感
2009/07/06




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