海釣り『海釣り』
息子と私は時々日曜日に海の堤防に釣りに出かけます。えさの付け方、竿の投げ方等、すべて息子に教えてもらい、とうとう「釣り好きばあちゃん」になってしまいました。一日中、空と大海原を前にして竿の先を見ています。釣れた時の醍醐味は釣り人でないと味わえません。
その日はまったく釣れず、二人でぼんやり海を眺めていました。そのうち中型の漁船が漁を終えて港に帰ってきました。4,5人の漁師さんが魚箱を陸揚げしていました。最後に若い漁師さんが魚を空へ投げると、数羽のかもめがその魚をくわえて食べ始めました。思わず私はそのそばへ行き、「その魚を私にもください。」と言ってしまいました。「こんなもの、食べるのかい?」{食べます!}船の中から大きな魚箱を取り出し、埠頭にそれをひっくり返すと、「売り物にならんから持っていきな。」とその漁師さんは言いました。うれしくて、かもめたちと競争しながら、魚を拾い、ビニール袋に入れました。それを見て息子は笑っていましたが、車で氷を買ってきてくれました。その日の収穫は、大きなビニール袋が3つになりました。
帰りの車の中で、「さて、こんなにたくさんの魚をどうしよう」と思案しました。結局近所の方にも差し上げることにして、「今日は大漁でしたね!」と喜ばれました。実のところは、その日は一匹も釣れませんでした。そういうのを「ぼうず」と言うのだそうです。
"Fishing in the sea"
My son and I often go fishing on the breakwater on Sundays; I was taught by my son how to bait a hook and cast a fishing line, resulting in becoming "a fishing-loving grandma". All day long I am watching the end of the fishing rod in the sea against the sky. Only fishermen
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