本日の「怒」090623/都議選の告示を前に/石原都政に風穴を開けたい2さて、私が一番問題視しているのが、築地市場の移転問題です。簡単におさらいしておきましょう。
築地市場は、開設からすでに70年以上を経過し老朽化が進んでいます。市場の活性化とともに手狭にもなっていきました。そのために、1988年には、築地市場を「建て替える」計画が策定されました。その後、財政難から計画を見直すことになったのです。ところが、石原都知事になって02年に豊洲への移転と跡地の売却が打ち出されました。豊洲の土地は、東京ガス(一部に東京電力)の工場跡地であり、当初から土壌の汚染が懸念されていました。
実は、豊洲の東京ガス跡地は、住居や商業オフィスとしての開発が見込まれていました。そのため、2000年には、東京都から東京ガスへの売却の打診を、東京ガス側が一旦断っています。その時には、「景色もよく、町づくりの方が適している」「土壌の汚染がある」ということが、その理由として東京ガスから東京都に意見書として出されているのです。
にもかかわらず、東京都は「土壌汚染の対策のうち、600億円分を都が行なう」という、東京ガス(時の東京ガスの社長は石原都知事の一橋大学の後輩)にとってはよだれの出るような、都民にとっては身を削るような提案をし、01年に売却の合意がなされました。そして、環境庁も「過去の土壌汚染の責任を問わない」という例外規定を作って、東京都の計画をバックアップします。
さすがに、この土壌汚染の問題は大きく取り上げられるようになり、東京都もしぶしぶ再調査を行ないました。そこで出たデータは空恐ろしいものでしたが、一部のデータを東京都は隠蔽するという恥知らずなことも行なっています。
何故、石原都知事はこんな危険な場所に、強い反対を押し切ってでも築地市場を移転させたいのでしょうか。
当初、築地の跡地は、これまた石原都知事が押し進めるオリンピックのメディアセンターに用いる、とされていました。そのために「東京オリンピックと築地市場の移転はセット」ととらえる人も多かったのですが、メディアセンターは他の場所(東京ビッグサイトが有力)に設置することになって、狙いがこれだけではなかったことが明らかになりました。
現在、東京都のホームページには「跡地は有効利用する」としか書かれていませんが、仮に売却したら1兆円を遥かに超えるとされています。一方の豊洲の土地は1600億ほど。銀座にほど近い一等地ですから、莫大な開発利権が出現することは明らかです。「開発利権大好き」の石原都知事の狙いが、この跡地にあることは明らかでしょう。
そもそも、築地市場を移転する必要があるのでしょうか。
老朽化した施設を建て替えることは必要でしょ
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