効く酔い止めと効かない酔い止め船に乗るときに一番心配なのが船酔いです。周囲の人たちは私のことを「船酔いしない人」と思っているようですが、実は酔い止めがないとゲロゲロに酔います。
酔い止めを飲んでも揺れれば胃がムカムカしますが、食事はとれる程度ですんでいます。出港日の夕食時は船酔いしている人が多く、そんな時にモリモリ食事をしていたりするので「あいつは船酔いしない」と思われるのでしょう。それくらい酔い止めは効きます。
ただし、効かない酔い止めもあるので、薬の選択は大事です。
乗り物酔い薬は多種ありますが、経験と周囲への聞き込みから、主成分がジフェンヒドラミンのものは小船では効いても800トンより大きい船では効かない様です(個人差があるので効く人も時々います)。逆に、私が大きい船に乗るときに愛用しているプロメタジンが主成分のアボミンA(岩城製薬)は250トンの船では効かず、脇にバケツを抱えながらの観測になりました。おそらく小船と大きい船とでは揺れが違うからでしょう。観測船に乗る人の間で「効く」と言われているもので入手しやすいのが、アネロンニスキャップ(エスエス製薬)とセンパア(大正製薬)です。特にアネロンニスキャップの評判は良いです。アボミンAは売っている薬局が少ないようです。
酔い止め薬で気をつけなければならないのが眠気です。主成分が抗ヒスタミン剤なので副作用で眠くなります。さらに、スコポラミンが入っている薬は眠気が強く出ます。
出港日は何も予定が無く寝ていられる場合は良いのですが、私は出港日も作業がある場合が多いのでスコポラミンが入っていないアボミンAを愛用しています。ただし、アボミンAを飲んだのにあまり船が揺れないと眠くなります。なので最近は、波が小さく、風が弱いか追い風で航走する場合は酔い止めを飲みません。それで船酔い症状が出てきた場合は、症状がムカつき程度なら大正漢方胃腸薬(顆粒)、それ以上なら冷やしておいたセンパア内服液を飲みます。
大正漢方胃腸薬(顆粒)は桂皮の後味が良く、胃がスッキリ落ち着きます。センパア内服液は20分くらいで効き目を感じます。味が良くないので、船酔いしてから飲む場合は冷やして飲むほうが良いです。
酔い止めが効く・効かないには個人差があると思いますが、船酔いは気から・・・と言うくらい気の持ちようも影響するそうです。
酔い止めを買うときは「これは最強!」と信じられるものを選ぶのも大事かもしれません。
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