シンシナティ・ポップスの名盤“ポップス・プレイズ・プッチーニ”

オペラはちょっと苦手・・・というクラシックファンって意外といると思うんです。
でも少しくらいオペラを食わず嫌いな人でも、このCDを聴いたら、きっと「わあ~素敵なメロディだなあ~」と感激して「プッチーニのオペラちょっと聴いてみような・・・」と、新しい世界に足を踏みこむきっかけを手に入れられるんじゃないでしょうか。

またプッチーニのオペラを大好きな人にとっても、このCDは歓迎されるはず。
まず妙な編曲をしていないということ。つまりそれは原曲の雰囲気をほとんど損なわずに感じられるということです。本物の舞台から放出される濃厚なドラマ性やロマンチシズムには、もちろん及びません。ですがこの演奏には、オペラを味わう時に欠かせない「歌心」があります。随所に聴かれる管楽器のソロもよいのですが、メロディを歌う第一バイオリンをはじめとする弦楽器が歌の息遣いをよくとらえています。
指揮者もオケのメンバーも、ああ、この人たちはプッチーニが好きなんだな・・・そう感じられる演奏なのです。
ポップスオーケストラだと思って馬鹿にしてはいけませんよ。こうしたしっかりした演奏を続けているからこそ、ボストンポップスやシンシナティポップスは、アメリカで根強い人気を長年保ち続けているのでしょう。

オペラファンにもまたそうでもない人にも抵抗なく、あのかくも美しくも悲しいドラマの醍醐味を気軽に楽しめる貴重なアルバムだといえましょう。
いわゆる「歌詞のないオペラ」のアルバムは数多くあります。
その中でも私は、このCDは飛びっきりの名盤だと私は思います。

もしかすると現在日本盤は廃盤になっているかも。
もし再発されたり、輸入盤で見つけたら、即手に取りレジへ向かいましょう~。

日本語版の帯には確か、
“星は光りぬ ポップス・プレイズ・プッチーニ”
となっていたと思います。

演奏は、エリック・カンゼル指揮シンシナティポップスオーケストラ。
収録曲は次のようです。

1. 「ジャンニ・スキッキ」~私のいとしいお父さん 2. 「トスカ」~妙なる調和 3

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音楽
2008/08/10




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