ブナ林の魅力
なぜブナ林か?それは先ず美林だから。日本海型のブナ林の植生は多様であり、ブナの純林といっても高木層だけの話で、(亜高木も含む)中低木層と林床には様々なフロラが構成されている。だから美林といっても、杉や松のように整然とした単一樹木の森林ではなく、原生的な植生(日本海型ブナ林の特徴でもある)が織り成す美林である。これによってブナ林に踏み込むと体が癒される。(写真は岐阜県大白川キャンプ場|2001年10月)
次に希少価値だから。杉や松のように何処にでもあれば、遠方へわざわざ探訪することはない。「遠くて高い」ブナ林の占有面積は、国土の何%も有しない。せいぜい5%程度か、もっと少ないかも知れない。
第三に日本列島の先住民を育んだ、原始の森であること。それを知ることによって、ブナ林に踏み込むと心が癒される。私は外見的には渡来系の形質が優先しているが、潜在的には先住民の血は受け継いでいるのだ。そのことをブナ林は教えてくれる。
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