文体の不思議

ペリエを飲んでいる


大きさの違う

透明の泡が

グラスの底からあがってくるのを

面白く眺めている

そのはじけるような感触が

喉を通って行くのを

味わいながら

一日の終わりを楽しむ


今日も素晴らしい一日だった


仕事帰り

いつもの坂を登りながら

自分の心が

至福へと開いて行き

すれ違う人や

見かける人たちに

静かな愛を感じ

ただ生きている

それだけのことへのよろこびが

私を満たすのを眺めていた

至福はいつも私を

世界を「美」という

あるがままの世界へと戻してくれる

それはいつも変わることなくそこにあり

私はただそれに

自分を明け渡すだけでいい


2008/06/08



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