宮島狂言つづき・・・今回着ていった着物と帯は
それぞれ父方と母方の祖母が着ていたものを縫い直した物。
父方の祖母はお茶の先生を
母方の祖母は踊りをしていたので
着物を着ていることが多かった。
毎週土曜日は
私が幼稚園から帰ったら
”お茶の教室”にお姉さま方が集まっていた。
「るりちゃんもいらしゃいよ」
などと呼ばれ
幼稚園かばんを横に置き
ちょこんと正座して参加したものだ。
甘いお菓子と苦いお茶と
小さな手で、恐る恐る扱った”お茶道具”
断片的な記憶がなつかしく蘇る。
あのころ、祖母がどんな着物と帯を組み合わせていたのかなあ・・・?
とんと覚えていないものである。
あーあもったいない。
今だったら色々見て覚えられるのにねえ。
野村万作さんと萬斎さん親子。
萬斎さんの容姿の美しさには、やはりつい見とれたけれど
声のつやでは断然万作さんの方が心に触れた。
素人にどこまで判るか!
と言われると一言もないけれど
やはり、”年季”の違いはある様な気がする。
親から子へそのまた子へ。
伝わっていく物の素敵さに惹かれる秋なのです。
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