竹内としみさん初の著書「あしたのつづき」

 竹内としみさんはNPO法人エコライフはままつのメンバーで、浜松市西部清掃工場内「えこはま」の現地スタッフとして私と一緒に活動している仲間で、静岡文化芸大聴講生の仲間でもあります。

 自分のことを‘まめさん’と称している小柄な彼女ですが、好奇心旺盛、行動力抜群、感性豊かで次から次へといろいろなジャンルにチャレンジしています。
 その彼女が4年前に立ち上げたHPに日々書き記した随想や旅の記録、創作4篇などいずれも文才に優れた彼女らしいすてきな文章で綴られた珠玉の作品です。

 子どもの頃からの多くの人との出会いが描かれていますが、一貫して暖かい心で人と接する著者の生き方に感銘を覚えました。

 高校時代から始まった一人旅で彼女が大きく成長していったこともよくわかります。一人旅は今でも続き、彼女は今でも成長しています。

 亡くなられた父上や友人を追慕する文も胸を打ちます。

 竹内さんは今陶芸に燃えています。陶器との出会いは20代のはじめに大原美術館で見た河合寛次郎の作品だったということです。彼の作品はもちろんのこと、彼の陶芸に対する姿勢や哲学に感動したことが陶芸に取り組む原点にあります。
 4月24日から26日、浜松市笠井町の「福ろ」で作品展があります。

 書名の「あしたのつづき」について、彼女は はじめに で次のように述べています。

 生きている限り だれにでも訪れる「あした」
 たとえ今日が辛くても 
 悲しい昨日をひきずっていたとしても
 「あした」が同じ姿で訪れるとは限らない
  のほほん・・・な私はいつもそう思う 
  「あしたのつづき」という言葉は
 ほんの少し先に見えるひとつの「あした」と
 その向こうに待ち構えている 目眩のするような数の「あした」の軍団 
  それらすべてを優しく包んでくれる気がする 
  「きっとわわくするような未来が待っているよ」 
  そんな風に思える魔法の言葉
(中略)
  「あしたのつづき」を信じる私は 
 見えない未来に向かって 迷いながらも今日も歩いている

 最近ある写真コンクールで入選するなど相変わらず多彩な活動を続けている竹内さんです。これからも多方面での活躍を期待しています。

「あしたのつづき」 静岡学術出版 教養新書 234㌻ 1050円(税込み)

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2009/04/23



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