谷川岳山系 仙ノ倉谷西ゼン沢登りのシーズンが近づくと,過去の山行を思い出す.
今までの沢登りで思い出深いのはA氏と行った西ゼンである.![]()
台風が日本列島に近づいていて,天候に不安を感じつつの山行であったが,まるで神の造形のような西ゼンと東ゼンの二股のスラブ帯で焚き火をし,テント泊したのはとても贅沢であった.
大スラブ帯を緊張しながら登攀した.珍しい食虫植物も見つけたが,カメラを出す余裕はなかった.![]()
稜線に出たときにはもの凄い嵐で飛ばされそうになった.
藪こぎなどで足の筋肉疲労が著しく,A氏に荷物を余計に担いでもらい何とか下山できた.
A氏の奥さんが出産間近であったが,悪天の下山の中,ふと晴れ間がのぞいて,A氏の目の前に稜線と同じ高さに虹が現れた.その後,元気な子供が生まれたが,あの虹はその前祝いであったと今でも密かに思っている.
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