月下美人

Konica Minolta Dimage X60
(我が家で咲いた「美人」です。

伝説の“アリー”
喫茶を出たのがAM.10:15頃、100歩と離れていない所の映画館が眼に入った。と言うより、入り口に置かれた往年の名機“アリーフレックス”を髣髴させるシルエットの看板が目に留まったのだ。
かの名作?、ヤコベッティの“世界残酷物語”が瞬間的に思い出された。と同時に、私自身がどん底に喘いでいた時でもある。主題曲“モアー”が巷に流れていた。作品の“人権問題”に対する描写もさることながら、40年の時を経た記憶には“残酷さ”のみが残っている。
でっかい35/mmフィルム用長尺マガジンを背負った“アリー・フレックス”、当時は珍しい“ズーマーレンズ”の魁であったように思う。ほとんどのムービーが、ターレット式であったから・・・。ニュース映画のほとんどが“アリー”で撮られていたと云う話も聞いたことがある。
双璧をなすスティールカメラの頂点は、やはり“リンホフ・テヒニカ”であろう。手持ちで使うには相当の腕力を要するが、“ジッツオ”にセットされた姿が美しい。今もって多くの伝説を持ち、4×5インチのプロポーションが名作を残している。“テヒニカ”の性能を引き出すには、イメージサークルの大きい高価なレンズが必要になる。写真を志す者の“ステイタス シンボル”だと、夢に見た時もある・・・

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2009/10/22




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