リフォームのはなし1

住宅のリフォームは、その目的によって、リフォームの規模や内容が異なり、新築と違って既存の建物を生かす分、新築以上に慎重に考える必要があります。
規模や内容によって、大きくいくつかのパターンがあります。

1.小規模なリフォームのはなし。
最近、設計したリフォームの話から。
10年程前に設計した住宅で、一部屋を二部屋に分けるリフォームをしました。
新築当時は、お子さんがまだ小さくて、子供部屋は大きく広々とした遊ぶ部屋として一部屋で計画しました。
その際、いずれ二部屋に分割する事を前提に設計し、ドアの位置、窓の位置、照明器具の配置、コンセント・スイッチの配置、家具の配置も二部屋を想定して設計しました。
それにより、今回のリフォームは最低限の工事で済みました。
間仕切りの壁を一枚建てて、ドアを2カ所設置し、
学齢期を迎えて、増えた物を収納するスペースを勾配天井の高い部分に設置しました。
当然、工期も短く費用も抑える事ができました。

建物の耐用年数とは、実際の建物の強度だけでなく、
10年後、20年後、30年後に、家族の形態の変化や生活環境の変化に対応出来るように設計されているかどうかで決まります。

住宅の新築時に、リフォームを前提にした設計をすることは、とても「 エコ 」なのです。

建築あれこれ
2009/01/07



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