窓のはなし4
北向きの窓![]()
窓の役割は、大きく3つあります。
太陽の光を取り入れる、風を通す、そして、「外を眺める」。
建物の廻りの環境をより生かすために、景色を窓で切り取るように造ると、それはひとつの絵画のように、空間に豊かさをプラスします。
窓といえば、太陽の光をより多く取り入れ明るさを求めるため、南向きの窓にばかりに意識がいきますが、
実は、景色を眺めるのに、もっとも美しい景色を見る事が出来るのは、「北向きの窓」なんです。
北向きの窓から見える景色は、太陽の光を浴びて明るい景色になります。山の緑や紅葉は色も冴えてとても鮮やかです。
そして、北向きの窓から入る明るさは、直射日光でないので、とても柔らかく穏やかです。
絵を描くアトリエは北向きの窓を大きくします。それは、絵を描くのに最適な明るさが期待できるからです。
住宅で北向きの窓を大きくすると、窓はガラスが入るため壁に比べて熱の損失が大きいので冬場の暖房効率が悪くなりますが、
窓ガラスの断熱仕様を上げ欠点を補い、景色を見るために適切な大きさを考え、
積極的に景色を眺める窓を造ることで、その空間を豊かにします。
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