コロンビア・ボゴタでの母の日

今年もやって来ました「母の日」この日はまるで狂想曲の如く、贈り物の花が飛ぶように売れ、レストランは場末の不味い所でさえ客で賑わいます。つまり「一家の主」である母親を最大限もてなそうと、どこの家でも工夫を凝らします。父の日が可哀想なほどです。

道端ではコロンビアが世界に誇る特産の切花がいつも以上に映えるのが母の日直前の光景です。バラやカトレア、ひまわりその他数多くの花を埋め込んだ盛花が道端を飾り、それは男の私から見ても美しい光景です。

ただ、今年の母の日はやはり「経済危機」の影響がはっきりと表れています。例年・特にアメリカの景気が良かった時には実はボゴタ市内では売り物のバラの花が殆どなく、当地ではあまり人気がない「カーネーション」ばかり並んでいました。普通「母の日」と言えば定番はカーネーションですが、当地ではあくまでも「バラ」が主体です。首都ボゴタについて言えば、母の日にバラの花束を抱える人はいくらでも見かけますが、カーネーションの花束を抱えた人を見た事は全く記憶にありません。さすが世界トップクラスの切花生産量を誇るコロンビアならではの事情です。ちなみにバラは首都ボゴタ郊外の大高原地帯が生産地のメッカです。

それが今年はボゴタ市内で見られる花々の大半が、本来輸出に回る筈だったであろうバラが多いのです。統計でも明らかですが、経済危機以降アメリカ向けの切花輸出が激減している影響がはっきりと出ています。

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日記・コラム・つぶやき
2009/05/10




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