やっぱり、おかしいと怒っている ずっともやもやと心にわだかまっていること、しつこいようですが前々回にも書いた厚生労働省・前児童家庭局長の逮捕です。
確かに彼女のした行為は許されるべきことではありません。普通郵便は120円かかりますが、障害者団体はこれが8円で郵送されます。私たち政治家もダイレクトメール、国会報告を送るので、120円は痛い、といつも痛切に思うことです。それによって30億円近い金額を誤魔化したとするならば、それは決して許されることではありません。障害者ではない人たちに障害者団体証明を出したことは確かに許されるべきでないと心底思います。
私が問題にしたいのはそれを指示した上司なのです。上司は、指示はしたけれども不正を働けとは言わなかった、と警察に述べたそうです。旧厚生省にずっと長く勤めてきた人間が、それを指示した段階で不正だということは100パーセント分かっていたはずです。にも関わらず、元上司はなぜ逮捕されないのでしょうか。今も厚労省の天下り先の理事として、ぬくぬくと安住しているのは許し難い思いがします。現在、役人でなければ逮捕されないのでしょうか。自ら率先して検察に様々な事柄を事細かに述べていますが、検察の覚えが良いから逮捕されないのだろうと私は思ってしまいます。
そして言うまでもなく、マスコミによれば、これを要望したのは民主党の幹部ということです。 私は検察ではないので事実関係は知りませんが、だとしたらとんでもないことです。それらのことは明白にならずに、罪を一人、前局長におっ被せているとしか私には思えないのです。
彼女は旧労働省の有能な役人でした。厚生省と労働省が合併して厚生労働省になって、有能なので今までの仕事領域ではありませんが、障害者自立支援法の成立に関わってきたのです。 言ってみれば、今まで一緒に仕事をしたことのない旧厚生省の人たちに囲まれ、逮捕されて、前局長に指示されたとペラペラ喋っている係長も旧厚生省の人ですが、上司と部下が旧厚生省である中に挟まれ、でも彼女はきっと私欲なく、純粋に懸命に仕事をしてきたかと思うのです。
私の友人の役人は「我が身につまされる、嵌められたのですかね」と嘆いていましたが、いまいち私には納得のいかない出来事です。
検察も、リークした人間だけを重宝に扱うのではなく、公平にこの事件を説明してほしいと思います。何故なら、明らかにマスコミに流れている情報は検察のリークとしか思えないからです。
私も検察に睨まれたら、不利な状況に追い込まれていくのでしょうか。それでは、私には世の中は不条理に思えてなりません。
前局長の罪は罪として、それで彼女の全人格と能力が否定されたものではありません。落ち着いたら、激励の手紙と本でも贈ろうかと思っている昨今です。
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