ミュンヘン■あらすじ
1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック開催中に、パレスチナゲリラ“ブラック・セプテンバー 黒い九月”によるイスラエル選手団襲撃事件が起こる。人質となった選手11名は全員死亡。これに激怒したイスラエル機密情報機関“モサド”は、秘密裏に暗殺チームを編成、テロリスト11名の殺害を企てる。リーダーのアヴナーは、仲間4人とともに殺害を実行していくが、自分たちの任務は正しいのか、終わりはあるのか疑問を感じ始めていく。
史実に基づいた物語です。
■感想
164分という映画の中では長い上映時間ですが、その長さが全く感じられませんでした。殺害を実行していくひとつひとつの計画、行動すべてがみどころのようにリアルに伝わってきました。事件前のアヴナーは殺人などとは無関係な家族を愛する普通の1人の人間でしたが、テロリストをひとりひとり消していくうちに、目つきが変わり暗殺者へと変わっていく様にも恐ろしさを感じました。最後の場面では初めと同じ人物とはとても思えない行動に辛く胸が痛くなりました。
果てには自分の仲間が殺され、また自分も狙われる身となる。誰が悪くて誰が敵なのか・・・。殺しても殺してもいくらでも湧いてでてくる暗殺者に終わりはない。
観てよかったと思える映画であったけれど、もう一度観るにはちょっと勇気がいるような気がします。
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