It that 強調構文

It is ~ that の強調構文について「ロイヤル英文法」に次の説明があります。
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[参考]強調構文の that [who] の品詞:
<It is ~ that …> の that [who] に述語動詞が続く場合, It is I that [who] am to blame. (責められるべきなのは私だ)のように,強調される(that [who] の直前にある)語に動詞が一致するので,関係代名詞と考えるのがふつうである。ただし,副詞的要素が強調される場合は, that を接続詞と考える人が多い。
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これを読んだとき違和感を覚えました。「強調される語に動詞が一致するので,関係代名詞と考える」ということは、関係代名詞の先行詞は「強調される語」だといっているように見えます。ですが私には、先行詞は「It」の中に含まれていると感じられました。

「英文法汎論(細江逸記)」には次のように書かれています。
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注意を引くために用いられた It is ... の次に来る関係代名詞が主格であるとき、その従文における動詞は It is I that am wrong. のようにこれに対する補語と人称数で一致する。たとえば、
(例文省略)
これは今日どんな文法家でも、おそらく反対するものはないであろう。しかも that の先行詞は明らかに It である。(中略)すなわち It は文法の形式上 that の先行詞ではあるけれども、一度言者の脳裏にはいってみれば、それはけっして次に来る叙述中に含まれる動作もしくは状態などの主たり得る性質のものではない。すなわち、換言すれば It is I that am wrong. と言うとき、言者の脳裏にある事実は I am wrong. にほかならないからである。
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「続・英語教師の文法研究(安藤貞雄)」でも、先行詞は It だと言っていると思います。
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(139)a の分裂文の深層構造は、(139)b であり、限定節は義務的に外置(extrapose)されて、文尾に回される。

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Jan 30, 2005




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