暗号さん(4)「暗号さん」に新しい暗号アルゴリズム、正確には新しい暗号利用モードを追加しました。
新しく追加されたのは「AES(CTR)」「Camellia(CTR)」です。暗号利用モードとして「カウンタ」モードを使用します。
以前の「AES」「Camellia」「DES」はそれぞれ、「AES(CFB)」「Camellia(CFB)」「DES(OFB)」と名前が変更になっています。暗号利用モードとして「Cipher FeedBack」モード、「Output FeedBack」モードを使用します。
DESだけOFBモードですが深い意味はありません。一番最初に実装したものなのですが、単に実装が簡単かなと思っただけです。ただ後述する注意点があるので、続いて追加されたAES、CamelliaではCFBモードを使用しました。
「AES(CTR)」「Camellia(CTR)」ですが、特別なメリットは無いと思います。
「暗号さん」でのメリットとしては一応、「暗号さん for WM 2」にある機能「ファイル表示」で暗号化した書庫ファイルを読み込む場合、CTRモードを利用したものならば多少処理が速くなることが期待されます。もちろん暗号化されていない普通の書庫ファイルよりは遅いですが。そのため「暗号さん」「暗号さん for WM」で利用するメリットはありません。
暗号アルゴリズムとして「AES(CTR)」「Camellia(CTR)」および「DES(OFB)」を利用する場合に注意点があります。
当たり前のことなのですが、暗号化したファイルと、その元になったファイルの両方を盗まれないようにしなくてはいけません。
もしも盗まれた場合、パスワードそのものはわからなくても、同じパスワードで暗号化した別のファイルを容易に解読されてしまう可能性があります。
こういったものはいつも同じパスワードをついつい使ってしまうと思うので注意が必要です。
ちょっと大事なメモや、ちょっと大事なそんなに大きくない画像資料等を一つの書庫ファイルにまとめておきたい、という限定的な希望が無い限りは、「AES(CFB)」「Camellia(CFB)」の利用をお勧めします。
また、私は暗号関連に詳しい人間でもなんでもないので、あまり信用しないでください。
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