皆既日食と東北本線 日食関係のニュースをヤフーで探していたら、こんなニュースが目に付きました。
122年前、東北地方で皆既日食があり、日本で初めて近代的な日食観測が行われたとのこと。その記念碑が白河市に建てられ、18日に除幕式が行われるそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090705-00000077-mailo-l07
もっとも、私がこのニュースで注目したのは、「国は観測機器を運ぶため当時栃木県黒磯駅までしか通っていなかった鉄道を延伸し、同年7月に白河駅を開設した」というくだりでした。
この前、「日食と東武鉄道の関係」について記事を書いたばかりの私にとっては、やっぱり興味はそこに向かわざるを得ません。一世紀以上も前の皆既日食でも、鉄道は対応を行っていたのか…と。
ただし、どこまで本当なのでしょうか?
東北本線の延長履歴について、Wikipediaで調べてみました。1883年7月に上野~熊谷間が開通し、その途中から分岐する形で東北本線が工事され…
・1885年7月 宇都宮
・1886年10月 那須
・1886年12月 黒磯
・1887年7月 郡山 (この直後に日食)
・1887年12月 塩釜
・1890年4月 一ノ関
・1890年11月 盛岡
・1891年9月 青森
…なんというか、物凄いハイペースですね。調べていて驚いてしまいました。当時、どれほど東北地方に最新鋭の交通手段が求められていたか、これだけでも感じ取れるようです。
日食があろうと無かろうと、とにかく青森を目指して延伸・延伸・また延伸…。この表からは、日食に間に合わせるために白河延伸を急いだかどうかは、ちょっと微妙な気がします。
もっとも、本当は黒磯~塩釜を一気に延ばす予定だったのが、郡山までは日食に備えて先行開通させた、という可能性は十分に有り得そうです。
さて、さらに興味を持って少々ググってみたら、「白河皆既日蝕の碑」建設委員会のページに到達しました。
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