中村光児「ゴム銃オフィシャルガイドブック」感想表紙を見ただけでインパクトありすぎの本です。なんと、バルカン砲のように連射できるゴム銃の写真なのです。
ゴム銃って何? いわゆる輪ゴムを飛ばす銃のことを指します。空気抵抗がなんちゃららなため、有効射程距離はほにゃららら・・・など、たかが輪ゴムの銃のはずなのに、かなりミリタリー的なマニアックさで一杯です。
巻末にある作者の顔写真を見ると、優秀なエリート企業の重役っぽいおじさんの雰囲気が伝わってきます。会社ではきっと、たくさんの社員に指示を出しているであろう人が、オフではこんなマニアックな趣味に熱中して、しかも日本ゴム銃射撃協会会長までやって、そのうえこうして本まで出している・・・想像すると、なんだかほのぼのしてきます。
内容は、会員たちが工夫を凝らして造ったゴム銃の紹介や、作り方必要な工具など。さらに、引き金の仕組みだけでも何ページにも渡って詳しく説明され、連射システムの図面から、照準の付け方のコツまで載っています。おまけに、コピーすればすぐ造れるようにと、板取図まであるという親切さ。
作者は子供の頃、自作のゴム銃で魚屋の蝿をハントして遊んでいた(ちゃんと魚屋の主人の許可を得て)そうで、ゴム銃を使って蠅を撃つ際の注意点も、やたらとリアルです。いわく、「昆虫を狙うなら、直接命中させるよりも、壁や床に命中させ、その反射(跳弾)で仕留めなさい」とか「頭だけを狙える距離にまで近づいて撃て! うっかりお腹に命中させたら、あんな不都合やこんな不都合が生じて・・・」とか。このあたり、気持ち悪いので具体的には書きません(きっぱり)。
ゴキブリも、一撃で倒せなかった場合は、これは蠅よりもっと大変なことになるのでうんぬん・・・。手負いのゴキブリが体液まきちらし
(1/2) 次»
コメント(0)|コメントを書く
カテゴリー一覧
最近のコメント
新着記事をメールで通知
このブログを友達に教える