女と男ときつね夏が終わったのか終わっていないのか、今日も暑い一日だった。
暑い一日だったと書いているが、その一日はまだ終わっていない。
エアコンをフル回転し、とりあえず意識を整え、パソコンに向かっている。
睡魔は容赦なく襲ってきて、仕方がないので一眠りし、起きたら外で奇妙な名も知れぬ鳥がキッ、キッと苦しそうに鳴いている。
先日読み終えた文庫本をベッドに横になりぱらぱらとめくっている。何を確認するでもなく、ただぱらぱらとやっているだけだ。
その一冊は角田光代で、もう一冊は吉田修一。ついでにと言っては失礼だが森見登美彦である。これらのいずれもがブックオフで買ったもので、したがってどんな小説なのか判らないのは当たり前で、つまり行き当たりばったりで何が飛び出すか判らないまま読み出したのである。
角田の小説は姉妹がいて、その妹が姉の男を盗るとい
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