コメントにお答えする(7/2009)cozy さんへ
はじめまして。
ユニークなコメントをありがとうございます。
> 私も、生涯にわたって崩れない塔を建設すべく、目下、試行錯誤に励んでおります。
試行錯誤こそ創造のゆりかご、飛躍の源でしょう。 たとえば同じ医薬品でも個々の人によって効き目や副作用がひどく異なるようです。 ましてや複雑な知的作業に画一的な方法などあるはずもなく、試行錯誤するしかない、いや、試行錯誤こそ己が道を啓(ひら)く必須の過程だと思います。
> 苦労して作った愛着のあるカードで、永久的に復習に励むことは、とても大きな喜びがあると思うんですね。カードを見るたびに建設時の苦労が報われ、癒され、まるで漆塗りのように語彙が深く定着していく。すばらしい世界だと思います。
おっしゃるとおりです。 すばらしい表現に感嘆しました。
> どれくらい視界が開けて見えるのか、想像するだけでワクワクします。
別世界ですよ。 人によって感動の違いはあるでしょうが。
> 一方で、建設中ほどは、高いモチベーションを維持するのは難しいのではないかという不安があるんですね。
まず、建設中がたいへんですよ。 私も、われながら、いろいろ困難もある中でよくやったと、今でもつくづく思います。 それほどやりがいがあったということですが。
> 復習の頻度が徐々に下がり、もしかするとカードが埃を被ってしまうんじゃないかって。
それはありません。 数千時間をかけて取り組んだものが「埃を被る」ことなどありえません。 稀に見る天才を例に出して恐縮ですが、「イチロー選手」の日常はトレーニングも含めてほとんどルーティーンで ― 野球のためのルーティーンで ― 満たされているそうです。 そのルーティーンがあの稀有なプレーと記録に直結している由。「塔」復習のルーティーンはほんの毎日30分~1時間程度。 それが、「上級学習英英辞典」の語彙を維持してくれるわけです。 そんな手軽でしかも貴重なものを何で放置できましょうや。
そのルーティーンがなければ「アンチ・バベルの塔」は崩壊して「バベルの塔」になってしまいます。 日本語の場合に「アンチ・バベルの塔」が不要なのは、「英語に比べて100倍」もの長い時間日本語に接してきたためです。 母語の海の中で暮らすこと自体が永久復習になっているからです。
> 人は、常に新しい知識を求めてしまう生き物だと思うんです。ついついカードの復習をするよりは、それをサボってでも、
1.新しい本をどんどん読んでしまう。
2.塔に未収録の語彙に興味が出てきてしまう。
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