ホリエモンへのシツモン

ご存知の通り、ニッポン放送株をめぐって、フジテレビとライブドアが激しい取得合戦や、
裁判所・東京証券取引所へ訴えたりと激しい争いを繰り広げています。

私自身、放送局の社員だったこともあり、
また、ニッポン放送でのアルバイト経験もあり、
世間の見方とは違った意味でも、関心があります。

なので、ここでは、株取得の正当性に関する意見・感想は言いません。

放送人としての感想を1つだけ申し上げます。


●堀江社長は、ラジオのリスナーのことをどう考えているのか。

 これが私が堀江社長に伝えたい質問です。

 堀江社長の会見やインタビューを聞いていると、
 「ユーザー」という言葉は出てくるものの、「リスナー」という言葉は出てきません。

 インターネットはユーザーがいて商売になる、つまり、ユーザーがお客さんです。

 ラジオはリスナーがいて「聴取率」が取れ、広告が付く。
 つまり、直接的なお客はスポンサーだが、リスナーが付いて初めて、広告料を出す。
 つまり、リスナーが、究極的なお客さんです。


 作り手は、もちろん、スポンサーの意向も聞きはしますが、
 リスナーが求めるものの範囲内においてが前提です。

 スポンサーだって、リスナーに聞いてもらわなければ、
 意味が無いわけですから、非常に気にします。


 堀江社長は、そのリスナーという言葉を使っていないどころか、
 AMラジオを買って、どういうラジオ局にしたいのか、私は聞いていません。
 (おそらく持っていると思いますが)

 語っているのは、ニッポン放送が株式を持つ、
 フジサンケイグループ各社をどのようにしたいか、
 そのビジョンは、限定的ではありますが見えます。
 その中に、AMラジオ局の戦略は聞けていません。

 ニッポン放送の社員は
 「堀江社長は、リスナーへの愛情を持っていない」と断言しています。

 AMラジオは、音楽や出版会とも連動しています。
 特に音楽(レコード会社)は、ラジオの影響を、ダイレクトに受けます。

 ニッポン放送AMラジオの活用なくして、ポニーキャニオン(レコード会社)を
 活用することは出来ません。


 世間的には、イメージで堀江社長を支持する人が多いですが、
 反対派への逆風に全くなっていないのは、
 そのあたりが見えないか

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Mar 3, 2005




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