神戸のサッカーについて、考えてみた
■昨シーズンのヴィッセル神戸
サポーターとしても、一定の手応えのあったシーズン
<“浮き”沈みのあったシーズン>
昨シーズンのヴィッセル神戸をふりかえると、リーグ開幕時は、4試合2勝2分けとチーム史上屈指の好スタートでした。
途中、2度、6試合続けて勝ちきれない苦しい時期もありましたが、1-0での粘り強い3連勝や、シーズン終盤でのチーム史上初の5連勝を達成。
基本的には、シーズン最初から下位に沈みっぱなしのシーズンの多かったヴィッセル神戸としては、浮き沈みという表現が出来るような、“浮く”という時期を経験できた、初めてのシーズンだったと言っても良いのではなかったでしょうか。
しかし、やはり最後の最後で再び勝ち切れずに、目標だった5位以内に達せず、前シーズンと同じ勝ち点47、10位となってしまいました。
初の勝ち越しではあったが、11もの引き分け試合のうち、いくつかでも勝ちきっていればと、少し残念でもありました。
<一年を通して考えられたシーズン>
正直、ヴィッセルと言うチームは、ずっとカタチがありませんでした。
チームとしてのカタチができていない間に、負けが込んできて、降格のピンチになって、急遽その対応にバタバタと追われて、シーズン途中からツギハギの補強や対策に追われると言うことの繰り返しで、チームとしての成長、成熟をシーズン中に考えることなどできませんでした。
しかし、昨シーズンは、“浮く”という時期、つまり、チームとしてこのプレーをしておけば、良い試合ができる、負けない、勝てる、という自信を持つ時期がたしかにありました。
その結果、一シーズンを通じて、チームの構成やプレーの精度、個々の選手の成長などを考えるということができた一年だったと言えるでしょう。
チームとして、クラブとして、本当に良い経験だったと思います。
<昨シーズンのカタチ>
レアンドロや吉田、大久保らが、労を惜しまずに前線からプレッシャーをかけて、汗かき役の田中ヒデ、栗原や高めに位置したサイドバック、さらにはキム・ナミルが引っ掛けたボールを、素早く相手DFラインの裏へ送る、ショートカウンター。
もしくは、相手にロングボールやサイドからボールを入れられても、空中戦に強いCBが跳ね返し、キム・ナミルが、その球を確実にキープ。
そこからさばいたボールを裏のスペースで
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