真夏のオリオン潜水艦映画は、はずすことはない。
よくこう言われます。過去にも名作がありますね。
さて、6月13日に全国東宝系で封切られる「真夏のオリオン」も潜水艦映画です。
これは、第2次大戦中に活躍した日本の潜水艦「伊58」をモデルにした映画です。
原作は、池上司の小説 『雷撃深度十九.五』 を映画化したものです。
映画での潜水艦名は伊77ですが、原作には伊58と書いてあります。
伊77という艦名は実在しませんが、伊58は実在していました。
ただし、伊58は確かに大戦中の日本海軍でもっとも活躍した潜水艦のひとつですが、原作や映画のストーリーは本当の話とまったく違います。
ところで編集子は、この映画に少し思い入れがあります。
それはなぜかというと、編集子の亡き父は、大戦中、潜水艦乗りでした。そして乗っていたフネが伊58だったのです。父の戦友とは今も親しく交わらせていただいておりますが、2年ほど前に、その方たちから
「実は自分たちの乗っていた潜水艦の艦長(橋本以行中佐)をモデルとする映画を作るので取材して欲しい、という話が来ている」
と伺いました。
ちょうどそのころ編集子は、大戦中の日本海軍潜水艦の調べものをしていて、潜水艦映画を作っているという映画会社に伊58の内部写真などを提供したところだったので、ひょっとして父の戦友に取材を申し込みした会社というのは自分が資料提供した会社ではないか? と思っていたら、やっぱりそうでした。面白いこともあるものです。それから、潜水艦の内部の細かなところが分からないときは、編集子が父の戦友に聞いて映画会社に伝える、などといったお手伝いをしました。
それからしばらくして映画会社から、題名が「真夏のオリオン」と決まったことを知らせてきました。1年くらい前のことですね。この4月には、取材協力した父の戦友3名(艦長付きの人、魚雷担当の人、聴音(ソナー)担当の人)だけのための試写会を大阪にある東宝の施設で行った、と聞きました。粋なはからいです。伊58は広島県にある呉海軍基地に所属していたので、東海以西出身の人が多いのです。ちなみに東日本出身者は横須賀、日本海側出身者は舞鶴、九州出身者は佐世保、と決まっていました。
橋本艦長は、日本海軍の英雄でしたが、とても優しい艦長さんだったとのことです。
先日、映画会社からチケットが送られてきました。この13日に封切られる映画では、玉木宏演ずる「倉本孝行艦長」がどんな活躍をみせるか楽しみです。
コメント(0)|コメントを書く
カテゴリー一覧
最近のコメント
プロフィール
このブログを友達に教える