膣前庭乳頭症と尖圭コンジローマの違い

【注意】
女性性器に関する病気は全て婦人科の診療範囲の病気です。ですから、女性性器の病気でお悩みの時には、始めに必ず婦人科を受診して下さい。婦人科を受診しても尖圭コンジローマのように治りが悪い場合には、高橋クリニックでもご相談を受けます。


女性の生理的現象である膣前庭乳頭症vestibular papillae of vulvaを尖圭コンジローマと誤診される患者さんが後を絶ちません。誤診する医師の能力にも問題があるのですが、組織検査の結果においても、臨床的に明らかに膣前庭乳頭症の患者さんに病理診断結果が尖圭コンジローマと診断されることもあり、臨床医としては頭を痛める状況です。
婦人科でもない私がご婦人の性器をたくさん見ているというのもおかしなものですが、数多く拝見すると尖圭コンジローマとの区別が容易に見えてきます。
ここで多くの症例をご覧に入れます。ご婦人でご自分が尖圭コンジローマ?と思った時にはこの写真と比較してください。
【注】写真は実物の10倍から20倍に拡大しています。

膣前庭乳頭症【1】
婦人科で尖圭コンジローマと診断された28歳ご婦人の小陰唇の内側の所見です。たくさん密に群生していますが、一つ一つが揃っていてきれいです。これは膣前庭乳頭症です。

膣前庭乳頭症【2】
入浴中に気になって覗いたら、小陰唇右内側にブツブツができていたので心配になって来院した28歳のご婦人です。ツブの揃った小さくかたまっています。膣前庭乳頭症です。

(1/10) Next»

Jul 8, 2009



Comments(73)|コメントを書く

List all categories
Recent Comments
About

このブログを友達に教える

コミュニティ

画面TOP↑


powered by cocolog