膣前庭乳頭症の発生原因(仮説)

【注意】
女性性器に関する病気は全て婦人科の診療範囲の病気です。ですから、女性性器の病気でお悩みの時には、始めに必ず婦人科を受診して下さい。婦人科を受診しても尖圭コンジローマのように治りが悪い場合には、高橋クリニックでもご相談を受けます。


病気ではない、生理的現象である膣前庭乳頭症のご婦人が、「尖圭コンジローマ」と誤診され、悩んだ末、婦人科ではない当院を訪れます。
女性の外陰部にイボイボがあると、即、尖圭コンジローマと診断し、病理組織検査でも尖圭コンジローマだったと患者さんに自信を持って告げる医師の多いこと!

「尖圭コンジローマ?」と迷った時には、ほとんどが膣前庭乳頭症です。尖圭コンジローマの場合は、迷わず診断できます。また、病理組織検査を行ったという事実も、「尖圭コンジローマ?」と迷ったことに違いありません。
私は、尖圭コンジローマの確実な診断は、「肉眼的な視診だけ」と考えています。もちろん例外はありますが、わずか(1%以下の確率)です。

さて、膣前庭乳頭症という生理的現象がなぜおきるのでしょうか?産婦人科の教科書を調べても、その発生原因についてどこにも記載がありません。私の少ない臨床経験(私は泌尿器科医です!)から、私は次のように考えています。オリジナルに作ったイラストを利用して解説しましょう。
セックスそのものの回数が数えるほどしか経験していない女性、あるいは30歳前後になってボーイフレンドができ、久しぶりにセックスを経験した女性に、はたまた性器の大きいボーイフレンドとのセックスの後に、この膣前庭乳頭症という現象が多く認めます。
来院されたご婦人の問診から、以上のような背景が分かったのです。そのような背景から、膣前庭乳頭症は女性の膣壁細胞の膣前庭部への自家移植現象だろうと考えています。

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Feb 12, 2008



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