多発性粉瘤症

「粉瘤」という病気をご存知ですか?簡単にいえば表皮にできる分泌性の脂肪の塊で良性腫瘍です。体のいたる所にできます。多いのが顔、おしりなどです。時に細菌感染を起こし、「糞瘤」という臭い匂いと膿が出るものに変身します。

今回ご紹介する患者さんは30歳男性です。尖圭コンジローマがなかなか治らないので高橋クリニックを受診しました。陰茎の根本と左大腿部に小さな尖圭コンジローマが出来ていたのですが、直ぐに治る状態です。ところが目に留まったのが陰嚢から陰茎にかけて多発する「粉瘤」です。

大きいもので直径が1.5cm以上あります。良性腫瘍ですから放置していて構わないのですが、病気を知らない異性が見たら恐らく引いてしまうでしょう。正式病名は「多発性陰嚢粉瘤症」です。女性の場合もあり、女性の場合は「多発性陰唇粉瘤症」といいます。尖圭コンジローマを治すと同時に、粉瘤を治しましょうと提案をしました。患者さんは快諾です。もちろん手術料金は尖圭コンジローマ手術のみにしました。

仙骨神経ブロックと局所麻酔の併用を前処置として行い、早速手術です。 

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心と体
2005/01/26



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