中国のまちかど(第10章 スーパーマーケット)

 スーパーマーケットに行くようになったのは会社の事務所の中に寝室を作ったのでホテルに泊まる必要が無くなったためである。中国に行く場合、費用がかかるのが、ホテル代で、次に飛行機代である。ホテルに泊まる必要が無くなったので、おおいに節約することができるようになった。とりあえず日用雑貨を購入する必要もあり、頻繁にスーパーマーケットに行くことになった。
 中国のスーパーマーケットは実にいろいろなものが売っている。種類は日本のスーパーマーケット以上である。食料品から電化製品まで。でも日本にあって中国には無いものがあった。樹脂製のマナイタである。木は清潔でない、と思って探したが無かった。また、キッチンの水きりが無かった。生ものを入れるのに必要だと思って探したが無かったので、とりあえず。小さめのザルを買った。中国ではゴミの分別収集という習慣はない。ゴミは生ゴミも空き缶もビンもすべて一緒である。リサイクルという文化は、まだ無い。今後、環境問題も含めて、実行していく必要があると思う。逆に日本では無く中国で売っていたものがあった。洗濯板である。なんと懐かしい!!。はるか昔、母がタライに水を入れて洗濯板の上でゴシゴシ洗濯していた記憶がかすかにあるが、何十年ぶりかに見た。

私の買い物風景は次のようなものである。以前、シャツを買おうと、うろうろしていたら、おばさんが近寄ってきて、「△○×◇・・・」。「何か喋っている。意味不明・・」。何を言おうとしているかはよくわかる。おそらく「こちらにも良いのがあるよ。」とか、「これが良いのでは」といろいろ親切に教えてくれている。でも「△○×◇・・・」。そこで「私は日本人です。中国語はわからない」。最初はこのことすら通じなかった。「日本人」はカタカナで中国語の読み方にすると「リーベンレン」と書いてある。このまま言っても通じない。「リ」ではない。「リ」と「イ」の中間の発音でありカタカナでは表記できない。スーパーマーケットで買い物する場合は、日中辞典を持っていくと楽である。この前は、パジャマを買おうと思ったがどこにあるのかわからない。種類は豊富なのであるが、1種類の数が少ないので、どこにあるのかわからないときがある。そのようなときに辞典を見せれば教えてくれる。
 いくつか失敗した。ひとつは、リンゴが買えなかった。くだものが無造作にころがっているので、カゴの中にいくつか入れてレジに行った。レジの店員が何か言っている。「△○×◇・・???」、さっぱりわからない。誰か日本語をわかる人を探しに行ったようだが、なかなか戻ってこない。おかげでレジが渋滞してしまった。そこで「要らない」と言って清算を済ませた。要らないは「不要(ブーヨン)」である。次に行ったときは、こんどこそは、「リンゴを買うぞ」と思い、くだもの売り場を見て

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Oct 9, 2006




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