あい・える・おー・ってなにしてるの?

「ILO(国際労働機関)」はグローバル化の中で「ディーセント・ワーク」を目指す!



タケオ(カンボジア)の村で

国連の仲間で「労働」という分野を扱う専門的な機関、それが国際労働機関(International Labour Organization、ILO)です。今ILOは、「ディーセント・ワーク」というものを大々的に推進しています。ここでは、この「ディーセント・ワーク」を中心に、ILOの主な活動をご紹介しましょう。


1.ディーセント・ワーク(decent work、DW)

 (1)ディーセント・ワークとは何か---1999年のILO第87総会でソマビア事務局長がグローバルな変化の時代に相応しいILOの活動理念として提唱し各国の支持を得た/労働に関する基本的権利の実現、差別の無い雇用機会の確保、社会保護の強化及び社会対話の促進という4つの戦略目標から成る/ディーセント・ワークの理念は、発足以来、各国の法律、制度及び政策面の確立に活動の重点を置いてきたILOを大きく転換させた(第87回総会事務局長報告「Decent Work」p1-3.(注1))/その萌芽は1946年の憲章改正(注2)、1965年のUNDPの発足に見られるものの技術協力が基準適用の補完的手段であるという基本的性格は変わっていなかった/ちなみに、ディーセントワークの4つの戦略目標は建前上活動目標として相互に平等であり、いずれかが他に優先するということはない(注3)/さらにその後、2003年の第91総会で「貧困からの脱却」(第91回総会事務局長報告「Working out of Poverty」)を活動の重点として強調し、広義の「雇用」(「work」 ないし「job」)をその最有力手段として位置付けた(注4)ことにより、「雇用」が理念上は他の戦略目標に優先するかのごとき考え方に変わってきている(ただし、この点がILO自身及び加盟国に十分明確に認識されているとは言い難い(注5))。

 (2)如何に進めるか---ILO本部の主導により8カ国(バーレーン、バングラデッシュ、デンマーク、ガーナ、カザフスタン、モロッコ、パナマ及びフィリピン)でパ

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Sep 16, 2004




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