感染爆発14世紀のペストの大流行では、ヨーロッパの人口の三分の一が死んだ。20世紀初頭のスペイン風邪では、日本では1%弱、当時の総人口5500万人に対して、30万人から最近の説では49万人ほどの人が死んだと考えられている。
パンデミックpandemic=感染爆発は、単に疫病の蔓延ということでなく、社外的にも大きな影響をもたらし、その後の文化にも多大な影響を残すものだ。感染爆発は、歴史的なエポックになる要素を孕んでいる。それがなにか人間の生物的な条件と関連しているような印象も抱かせる。
スペイン風邪(発生は実はアメリカだが)は、鳥インフルエンザのウイルスの突然変異によって起こされたものだそうだが、今回の豚インフルエンザから人同士でも感染する新型インフルエンザの発生する事態は、さらに過去を遡ってもたくさんあったのだろう。むしろ免疫のシステムというのは、そういうことへの対応で進化してきたのだ。
感染爆発にしても、また環境、不況、戦争、貧困の問題にしても、これらを解決するには、やはり地球全体の惑星的な考えがないと解決できないと思う。国境を越えて考え、行動するしかない。
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