辞任の価値今回の大臣の辞任は、それほど歴史の高い評価が得られるのか、
ご本人が考えるほどは・・・
日本では、事件が大きくなり、或いは、その報道が大きくなり、
会社のトップがカメラの前で頭を下げ辞任を表明するケースは多い。
会社のトップや経営が、犯罪や癒着、怠慢の原因であれば
辞任も当然と受取られるであろう。いや、クビも当然。
しばらく駐在した北米を見ていると、当然のケースは別として、
その会社のトップは、事態の修復と将来への
改革・布石に奔走するといった情景が多く見られたように思う。
今回の事件は、新聞で見ている野次馬的な一庶民の感覚では、
問題の社長が不正をしていないとして、今後の任期で社内の
意識改革を進めることをノルマにすることで如何であろうか。
執拗に社長の責任を追求した大臣であったが、
事件の一つは厚生局の役人が加担していた訳で、
同じ論法を援用すれば、トップの大臣を辞めさせないといけない。
そんなことをしていれば、今の政権の採点評価になりかねない。
改革にしろ、変化にしろ、その過程と進むべき道を見据えた
思考をしないと、本筋の目的自体が頓挫してしまうだろう。
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