こういえばよかった。 土曜日の夜、とある友人と電話しているとき、うまいことこ
れという言葉が浮かばず、その場しのぎのことを言った。今だ
ったらこう言う。
「好きとか嫌いとか、良いとか悪いとか、むかつくとか腹立つ
とかさ、その場においてってことだけでしょ。それを続かせる
も続かせないもその場の自分でしょ? 嫌だなと思ったことが
それはしょうがないってさ、考えがかわるってことはないのか
いな……。そういう回路を持ってないと、つらいよ、生きて行
くのって。今はまだ30だからいいけど、そのまま60になっ
たらさぁ……」
その友人は今から15年も前に知り合ったとある人のことが
今でも嫌いなんだそうです。「よくもまあ、憎悪が継続するこ
と」って思う。毒を吐いてしまえば、「その憎悪が今のやるせ
ない自分を作っているんだよ」とも言ってしまえる。嫌いの反
対は好きなんです。モーニング娘。の歌を出すまでもなく。
「ぶん殴りたい奴なんて、俺にもごまんといるよ。でもな、俺
は殴らないの。殴って解決しないと考えるから。その殴らない
感情はさ、どこかで自分に向けるのよ。自虐的にうつるのであ
れば俺はそれでいいんだけどさ、いつまでも恨むってさ、人を
許せないってことでしょう? まあ、相手が心入れ替えないの
がわかるからとか、そういうのもあるんだろうけどさ、その前
に自分がもっと変わっておくって、発想、ないの? 人を許せ
ないんだったら、誰からも許してもらえないでしょうに。傷つ
きたくがないために、相手を攻撃したり……あ、お前はそうい
うことはないか、まあ、恨んだりしてると、誰も近寄らなくな
るよ。
……それが、今の君じゃないか。
愛だよ、愛。愛情、愛嬌。
それではお聞きいただきましょう、大塚愛で『パン25グラ
ム3万円』……(そんな歌ねぇよ!)」
※ ※
ああそういえば、今年の「夏の文学教室」は誰が出るんだろ
うって、調べたらもう発表されてました。
うむ。7/29の辻原登、北村薫×桜庭一樹はいいなぁ。でも、
俺、辻原登読んだことな
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